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名前

サムポーン・ラタナーポン

ニックネーム

サム

出身地

タイのナコーンラーチャシーマー県の出身です。地元は「コラート」という愛称で親しまれており、タイ東北部(イサーン地方)の中心都市として知られています。私が育った場所は、のどかな田園風景が広がる郊外で、子供の頃は近所の子供たちと田んぼで遊んだり、果物を採って過ごしたりしていました。特に、雨季になると一面に広がる緑の稲田は今でも忘れられない思い出です。大自然に囲まれた環境で育ったことで、食材や自然の恵みの大切さを学びました。

滞在年数

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10年前、タイの日本料理店でアルバイトをしていた時に、日本人のお客様から日本の食文化の素晴らしさを教えていただいたことがきっかけです。特に、食材の扱い方や盛り付けの美しさ、そして「おもてなし」の心に深く感銘を受けました。その後、日本語の勉強を始め、日本で本格的に料理を学びたいという夢を持つようになりました。幸運にも、知人の紹介で日本のレストランで働く機会を得ることができ、5年前に来日しました。最初は言葉の壁に苦労しましたが、周りの方々の温かいサポートのおかげで、徐々に日本の生活に馴染むことができました。

カオヤイ国立公園を強くお勧めします。私の故郷から近い場所にあり、タイで最も古い国立公園として知られています。うっそうとした熱帯雨林、壮大な滝、そして季節によって姿を変える美しい花々など、豊かな自然に恵まれた場所です。運が良ければ、野生の象やテナガザル、色とりどりの熱帯鳥類にも出会えます。また、パークの中には美しい展望台があり、そこからは雲海や夕陽など、息をのむような絶景を楽しむことができます。特に乾季(11月~2月)は気候も過ごしやすく、トレッキングや野鳥観察に最適な時期です。

私の故郷イサーン地方の代表的な料理、ソムタムをお勧めします。青いパパイヤを細切りにし、唐辛子、にんにく、ライム、魚醤、パームシュガーなどで味付けした伝統的なサラダです。酸っぱい、辛い、甘い、しょっぱいといった味が絶妙なバランスで調和し、その複雑な味わいは多くの人を魅了します。また、地元では欠かせないカオニャオ(もち米)と一緒に食べるのが定番です。特に暑い季節には、このさっぱりとした味わいが食欲をそそり、体を内側から元気にしてくれます。タイ料理の真髄を感じられる一品だと自信を持っておすすめできます。

タイと日本、両国の素晴らしい食文化に携わることができる喜びを日々感じています。私自身、言葉や文化の違いに戸惑うこともありましたが、料理を通じて多くの方々と心を通わせることができました。おもてなしの心を大切にしながら、タイと日本、それぞれの良さを活かしたサービスを提供させていただきたいと思います。お客様お一人おひとりに心地よい時間を過ごしていただけるよう、精一杯努めさせていただきます。些細なことでもお気軽にお声がけください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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